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第16期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員第6回研修


  淡交会青年部「リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修」(第16期)の第6回研修を11月28・29日の両日開催しました。L・T出向員制度は、青年部の次代を担うリーダー養成を目的に、全国の青年部会員の中から選抜されたメンバーが年間6回宗家・総本部に出向し、研修プログラムを受講するもので、今回はその締めくくりとなる最終研修となりました。

  開会式の後、関根秀治・淡交会専務理事が1年間の講義を総括し裏千家茶道の相(すがた)や裏千家茶道がもつ創造性を説き、併せて次代を担う28名の出向員へ期待を込めて激励の言葉が贈られました。




  その後、「これからの青年部活動」と題した3分間スピーチを行いました。青年部の雰囲気や絆づくりの大切さが述べられたほか、出向員からは更なる自己研鑽への誓いと今後の抱負が熱く語られました。




「これからの青年部活動」と題して3分間スピーチ


  最後に橋本一郎青年部部長より総評として、組織としての裏千家が再確認され、これからの青年部に求められるリーダー像が説かれました。また、それぞれの青年部で新たな一歩を踏み出す出向員に対してはなむけの言葉が贈られました。







  2日目は、リーガーロイヤルホテル京都において開催の「第13回青年部全国大会」第4回実行委員会・「第10回裏千家青年の船」第1回実行委員会の呈茶席を担当し、実行委員会の中で修了式が行われました。

  呈茶席は毎回の研修の合間をぬって準備が進められてきました。家元の第16代継承の年に第16期出向員として参加したこと、来年の青年の船の実行委員会ということを念頭にテーマを設定し、その雰囲気作りがなされました。




  家元は大谷宗裕理事・納屋宗人理事とともに席入りされ28人の出向員にとって、大きな喜びとなりました。




  実行委員会席上にてこの1年間の研修を締めくくる修了式が挙行されました。家元へ小泉昇代表幹事(高岡支部志貴野青年部)より6回の研修を振り返っての謝辞が述べられ、家元よりねぎらいのことばがかけられました。全日程を終えた出向員たちは、研修で培った修練・奉仕・友情の精神を胸にそれぞれの青年部へと戻っていきました。



修了式


家元を囲んでの記念写真