第11期和歌山ゼミナール開講式


  今日庵では、「道・学・実」の三位一体を修得する茶道修道の場として、また、茶道教授者として自ら研鑽を積む場として、全国11か所で14講座の「裏千家ゼミナール」を開講しています。
  (北海道本科・別科、東北、東京本科・別科、名古屋、北陸、大阪本科・別科、神戸、和歌山、姫路、中国、九州)。

  3月23日(金)、宗家及び茶道会館において第11期和歌山ゼミナールの開講式が執り行われました。
  開講にあたり、主催者代表の木戸崇夫裏千家事務局長・淡交会常任理事と講師の泉本宗悠業躰が挨拶。受講生54名を代表して宮本宗勢氏(淡交会和歌山支部)が2年間のゼミナール受講に向けての宣誓を行いました。

開講式宣 誓

  開講式の後、実技講習に移り、泉本宗悠業躰より割稽古・初炭手前・濃茶点前の指導が行われました。受講生は皆、熱心に取り組んでいました。



実技講習

  午後、受講生は利休御祖堂を参拝。2年間の精進を誓うとともに、案内された今日庵の各茶室の説明に真剣な面持ちで聞き入っていました。また、心花の間にて呈茶がありました。

  宗家での講習後、受講生は大徳寺に移動し聚光院拝観、利休居士、歴代宗匠方の墓所に参拝しました。

聚光院にて

  宗家での開講式は、茶道修道において自ら学び次の世代へ伝える厳しさを確認する機会となりました。

茶道会館にて

  今後、宗家での開講式は9月に名古屋、大阪本科・別科、神戸の各ゼミナールを予定しています。