千 玄室大宗匠 平安女学院大学で特別授業




  10月9日(木)、千 玄室大宗匠は、名誉理事長を務める学校法人平安女学院(本部・京都市上京区)の高槻キャンパスにおいて特別授業を行われました。
  同学に設置されている国際観光学部・子ども学部では、学生が日本の文化と伝統を大切にし、文化と伝統への理解を深められるよう「茶道」を必修科目として学んでいます。
  今回、大阪府の高槻キャンパスで茶道を学ぶ子ども学部と同短期大学部の学生約250名が特別授業を受講しました。




  山岡景一郎学長の紹介を受け登壇された大宗匠は、千 利休の高弟で戦国時代に高槻を治めた高山右近のエピソードを端緒に、茶道とキリスト教のかかわりを双方に通じる所作や精神性を引いて紹介。また、和敬清寂の茶道精神を平易に説かれるなかで「お茶を学ぶことで、あらゆるものに感謝する心、相手に対する思いやりの心を学んでいただきたい」と語りかけられました。