千 玄室大宗匠 京都工芸繊維大学集中講義にて講義
―人間教養科目『京の伝統工芸―技と美―』開講―




  9月3日(火)、5日(木)、6日(金)の3日間、京都工芸繊維大学の宗家集中講義 人間教養科目『京の伝統工芸―技と美―』が開講。3日午前には、学長特別顧問である千 玄室大宗匠が裏千家学園にて講義され、55名の学生が受講しました。
  大宗匠は講義の中で、「正しく受け継がれ、その背景に歴史的積み重ねがあることによって伝統が守られます。京都の伝統文化や工芸は衣食住全てにわたり、御所を中心とした有職文化、社寺の文化、茶道文化によって育まれてきました」と話され、京都の大学で学ぶ意義を示されました。




  この集中講義では、大宗匠の講義のほか裏千家学園、茶道会館を会場に、町田宗隆業躰の実技講習などが行われました。