内閣府主催「第31回東南アジア青年の船」
─参加青年、東京道場にて茶の湯研修─
〜茶の心、アジアを一つに〜




  台風一過、再び夏日となった9月2日、内閣府の青年国際交流事業の一つ「第31回東南アジア青年の船」のアセアン各国参加青年一行が裏千家東京道場において茶の湯の体験研修を行いました。

  9月1日東京に参集したアセアン11カ国(インドネシア・カンボジア・シンガポール・タイ・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・ラオス・日本)の青年315人は、日本での研修活動を1週間にわたって実施。都内での課題別視察の一つとして行われる茶の湯の体験研修は毎年希望が多く、今回は参加青年の中から日本人を含む35人が来庵しました。




  同日、一行は午後2時に裏千家東京道場に到着。「翔鳳の間」にてまずお茶のいただき方についての簡単な講義を受けた後、業躰部・茶英会による薄茶点前のデモンストレーションを見学。続いて再び模範点前を見学し、全員が一服、初めての客の作法に臨みました。
  一行からは様々質問があり興味の深さが伺われるなど、研修は和やかな雰囲気の中で無事終了しました。


初めてのお茶を体験する留学生たち