東京消防庁牛込消防署の全職員が茶道研修

  10月30日他二回にわたり、東京消防庁牛込消防署の全職員135名の方々が裏千家東京道場を訪れました。 牛込消防署は同道場の所轄署であり地域の防災会議や公賓の来庵・消火・防火訓練などで時折行き来がありましたが、今回、署職員個々の資質と接待マナーの向上を図るための教育の一環として研修がおこなわれました。 初日、諸川牛込消防署長以下41名が来庵。 翔鳳の間で点前実技を見学しつつ、床の間・諸道具の説明を受け、館内茶室を見学。 その後、講堂にて茶道の歴史・沿革等の説明を受けました。
署員からは「署管内の喧騒の中に、こんな静かなところがあるとは知りませんでした。」
「炭火を扱うというので、職業柄すぐ危険と思ってしまいましたが、普通の火気などより十分安全に配慮がされているなと感心しました。」等々の感想が聞かれました。
講堂にて質疑応答があり、歴史・道具・精神などについて、多くの質問があり、とても熱心に受講されました。
今年が初めての試みでしたが署長・副署長は「来年も是非お願いしたい」とのことで、予想以上の反響に満足された様子でした。

正客に諸川牛込
消防署長を迎えて
全署員の方が見えられました(11月2日第2班)


一番の関心事、炭の扱いについて
熱心に説明をうけられていました
講堂にて茶道の歴史・沿革等の
説明と質疑応答