みどり会、恒例の謝恩茶会


クリスマスの趣向で


  「みどり会」は、裏千家学園茶道専門学校の外国人研修コースで学ぶ学生たち。 毎年12月に行う謝恩茶会は、クリスマスの趣向で、世界の工芸品等を見立てたり、 各国のクリスマス用品などで楽しく取り合わされ、好評を博しています。
  12月17日、宗家茶道会館で催された茶会には、みどり会生12人が、お世話になっている宗家、 裏千家学園関係者など約70人を招待しました。「Peace on Earth 世界・地球に平和」 をテーマに、お家元の染筆、茶杓「友の輪」を基に、タイ製の鶴首花入、北米ハイダ族献上箱写の薄器、 イラン製の建水、ステンドグラスの蓋置などを取り合わせ、また手作りの点心、お菓子も可愛らしく盛りつけ。 クリスマスの荘厳のなかにそれぞれのお国柄が見事なハーモニーを醸し出していました。
  午前9時からの第一席には、千 宗之若宗匠(裏千家学園学校長)はじめ宗家方が来席され、 みどり会生のもてなしぶりとともに、一足早いクリスマスを楽しまれました。


千 宗之若宗匠夫妻、長女・万紀子様、
伊住宗匠を迎え、緊張気味に一碗を

待合いもペルシャ絨毯を敷き暖かく キャンドルの光の下に集う