同セミナーは英語での茶道紹介方法の習得を目的に、実践に重点をおいたカリキュラムとなっており、1981年に第1回を開催して以来、春と秋の年2回開催しています。これまで1800名以上が受講しており、修了生の多くが受講後「裏千家インターナショナルアソシエーション(Urasenke International Association)」に入会し、茶道の海外普及に活躍しています。今回のセミナーには日本全国から定員を大きく超える応募があり、その中から29名が受講しました。 英語での自己紹介では、受講生ひとりひとりが受講理由や抱負などを語り、茶道の魅力を海外からの友人、留学生、同僚にもっと上手く伝えたい、適切な英語の表現を学びたい、などの目的意識を持って研修に臨みました。 その後、禅講義と坐禅、利休御祖堂参拝並びに今日庵茶室拝観、講師によるプレゼンテーション、裏千家茶道の海外普及についての講義が行われました。また、グループディスカッションで意見交換を重ね、2日目の発表に向けて準備しました。