平成22年度中国青少年代表団第1陣
少数民族分団が裏千家を訪問

―21世紀東アジア青少年大交流計画(日中21世紀交流事業)―




  5月31日、21世紀東アジア青少年大交流計画の一環として、中国青少年代表団の少数民族分団が裏千家センターおよび裏千家学園を訪問しました。本事業は財団法人日中友好会館が主催しており、今回は中国の少数民族の学生約60名が東京、静岡、京都の各都府県を回る予定です。



呉 金光団長
国家民族事務委員会 国際交流司 副司長


  裏千家センターでは裏千家学園の3年生と裏千家学生茶道研究会(京都産業大学、京都外国語大学)の学生が一行に一碗を呈しました。慣れない作法に戸惑いながらも、それぞれに初めて触れる抹茶を楽しそうに口にしていました。また、並行して点前も披露され、茶道に対する質疑応答も行われました。


日中の茶文化の違いを質問する参加者


  その後、裏千家学園では5班に別れて濃茶や着付けといったプログラムが設けられ、短い時間の中にも日本文化への理解と、学園生との親睦を深めていました。