淡交会チューリッヒ協会社中が宗家研修




  10月11日(水)〜13日(金)の3日間、裏千家淡交会チューリッヒ協会・向 柚美会長以下会員9名が京都を訪問、宗家での茶道研修を受けたほか、大徳寺聚光院参拝や小山園の見学など、充実した研修を行いました。
  茶道会館での実技講習では、会員達は初級・中級の2クラスに分かれ、それぞれ米田宗宏業躰、志村宗光業躰より指導を受けました。限られた時間に少しでも多くのことを吸収しようと真剣に取り組んでいました。
  最終日の朝には、揃って千 宗室家元にご挨拶、家元より「日本と同じようにはいかないけれど、スイスのテイストを上手く取り入れて稽古に励むよう」お話があり、一同感激しておりました。
  今日庵の拝観では、裏千家茶道の歴史の重みを実感するひと時を過ごしました。
  短い研修ではありましたが、裏千家茶道の真髄に触れ、多くの感動と収穫を得た協会会員たちは、一層の精進を誓い京都を後にしました。


石臼で茶を挽く体験をする会員