社団法人茶道裏千家淡交会
理事会・参事会合同会議




  5月28日(土)、京都ブライトンホテルにおいて社団法人茶道裏千家淡交会理事会・参事会合同会議が開催。千 玄室名誉会長、千 宗室理事長、千 容子副理事長はじめ淡交会役員88名が出席しました。

  午後0時半に開会。冒頭、参加者は利休大居士・歴代宗匠並びに淡交会役員・会員の物故者、そして東日本大震災にてお亡くなりになられた方々の霊位に対して黙祷を捧げました。
  議長に選出された家元は挨拶で「3月11日の東日本大震災、福島原発事故により大勢の方が多大な被害を受け、避難所生活を余儀なくされています。被災地の一日も早い復興と、被災された方々の心の傷がいえるために、現地の求めに応じる形で茶の湯を役立てていければと存じます」と述べられました。続いて大宗匠が「私の母の出身地である仙台市も沿岸部はじめ大変な状況の中にあります。一碗のお茶をもって復興、そして風評被害払拭に向けて、皆さまとともに努めてまいります」と挨拶されました。
  また、議事録署名人には関根秀治淡交会副理事長、木戸崇夫淡交会常任理事が選出されました。

家元挨拶 大宗匠挨拶


  諸報告では、関根副理事長より第1回淡交会公益法人制度改革検討委員会に関して、木戸常任理事より青年部の見直しと青年部全国委員会報告に関して報告がなされ、出席者からそれぞれ意見が寄せられました。


関根副理事長より諸報告



意見を述べる出席者
写真上:川村 登参事、写真左下:森田宗圓参事、写真右下:樫畑直尚参事


  議案審議では下記議案が審議され、それぞれ満場一致で可決されました。
  議案審議後、千 容子副理事長が閉会のことばを述べられ会議は終了しました。


審議議案
・ 第1号議案 「東日本大震災」被災会員への支援金支出に関する件
・ 第2号議案 「東日本大震災」被災会員の年会費免除に関する件


家元夫人 閉会のことば