第1回淡交会公益法人制度改革検討委員会




  3月27日、リーガロイヤルホテル京都において第1回淡交会公益法人制度改革検討委員会が開催され、全国の支部・青年部から32名の検討委員が出席。新法人制度への移行に向けて意見交換を行いました。

  従来の公益法人は平成20年12月1日の新制度施行により、「特例民法法人」となっており、平成25年11月30日までに新しい公益法人(公益社団・財団法人か一般社団・財団法人のいずれか)への移行手続きを行う必要があります。
  現時点では、淡交会は一般社団(非営利型)への移行を予定しています。

  会議は午後2時に始まり、冒頭、東日本大震災で逝去された方々に対し黙祷を捧げました。関根秀治淡交会副理事長の挨拶に続いて座長の選出が行われ、座長に岩手支部副支部長の川村 登氏、副座長に和歌山支部支部長の樫畑直尚氏、奈良支部参与の森田宗圓氏が選出されました。


関根副理事長挨拶 川村座長挨拶


  座長挨拶の後、木戸崇夫淡交会常任理事から公益法人制度改革の概要説明を行い、協議事項へと移りました。まず淡交会代議員制度の説明を石橋 通公益法人制度改革担当部長から行い、各委員から活発な意見が述べられました。同様に、由良光祥淡交会財務部部長から財務会計単位の変更について、野口耕一淡交会組織部部長から青年部の見直しについて説明が行われ、それぞれの協議事項について、質問や意見が寄せられました。




  会議後には夕食会が開かれ、奥原信也中部中国地区地区長の委員代表挨拶に続いて、八村輝夫山陰地区地区長が今般の東日本大震災において亡くなられた方々を悼み、黙杯を行いました。


奥原地区長挨拶 八村地区長黙杯


  淡交会公益法人制度改革検討委員会では、いただいた意見を集約し、新法人制度への移行に向けてより望ましい方向性を検討していきます。