次期幹事長会




  11月26日、千 玄室大宗匠出席のもと、ウェスティン都ホテル京都において次期幹事長会(参事・参事補・特別参事を含む)が開催されました。淡交会役員の改選にともなう新任幹事長62名を含む、209名が出席しました。




  開式後、訓話に立たれた大宗匠は「淡交会運営と幹事長の役割」と題して、公益法人制度改革や、各地での様々な茶道の取り組みに触れつつ、淡交会における幹事長のあり方について話され、「皆が手をつなぎ、お互いに手を貸し合っていこうという気持ちで幹事長の職責に臨んでください」と次期幹事長を激励。参加者は大宗匠の言葉に熱心に聞き入りました。




  引き続き、関根秀治副理事長から総本部報告が行われました。
  また、事務局より新しい教授者層の育成、淡交会の経理、IT(情報技術)の活用の3点について報告が行われました。各報告には質疑応答の時間も設けられ、参加者から実務上の疑問点などが寄せられました。


総本部報告


  その後、下記の事例発表が行われました。


青年部育成への取り組み
深谷宗香参事補(筑豊支部)
高等学校文化連盟への働きかけ
村司宗弘参事補(大阪北支部)


品川区における茶道への取り組み
増田宗裕幹事長(東京第五東支部)
大学生へのアプローチ
河口宗佳参事(三河支部)


ITの活用について
親泊一郎支部長(沖縄支部)


  次期幹事長会は、那須延明淡交会理事の挨拶で閉会。参加者は淡交会の運営について多くの示唆を得ました。