第5回パネルディスカッション ―東アジアの文化と平和― |
![]() |
10月24日、韓国・新羅ホテルの迎賓館を会場に、「第5回パネルディスカッション―東アジアの文化と平和―」が開催されました。 |
【主 催】 | 社団法人茶道裏千家淡交会 |
財団法人日本国際連合協会 | |
【後 援】 | 在大韓民国日本国大使館公報文化院 |
在大韓民国中華人民共和国大使館 | |
財団法人日韓文化交流基金 | |
大韓民国外交通商部 | |
大韓民国文化体育観光部 | |
韓国国際連合協会 | |
このパネルディスカッションは、日本・国連親善大使であり、財団法人日本国際連合協会会長を務められている千 玄室大宗匠の発案で、世界の平和と安定のため、文化がどのような貢献ができるかについて討議することを目的に実施される行事で、平成16年に中国・天津市において第1回が開催されました。2回目以降は、韓国・ソウル、東京、ハワイ・ホノルルの各都市で行われ、本年は再びソウルにおいて開催されました。 駐韓国日本国特命全権大使 重家俊範閣下夫妻、在韓国日本国大使館広報文化院 高橋妙子院長、淡交会ソウル協会 蔡熙秉会長夫妻のほか、日本からの裏千家随団、韓国・中国の裏千家同門や韓国・中央大學校関係者など、総勢200名以上が参集。日本国際連合協会、韓国国際連合協会からの招待学生と在韓中国人留学生も参加し、次代の国際交流を担う若者が交流を深める機会にもなりました。 午前9時、開会にあたって主催者である大宗匠が挨拶。続いて来賓の重家大使が祝辞を述べられました。 |
![]() | ![]() |
大宗匠挨拶 | 重家大使祝辞 |
第5回パネルディスカッション―東アジアの文化と平和― | ||
◇主調 | 千 玄室大宗匠 | |
◇基調講演 | 「東アジアの平和と文化―対立から協調へ―」 ジョン・ホプキンス大学ライシャワー東アジア研究所所長 ケント・カルダー博士 | |
◇意見発表1 | 「東アジアの歴史と将来―交錯する文化と平和―」 元国連事務次長・財団法人国際文化会館理事長 明石康氏 | |
◇意見発表2 | 「東アジアの平和、通らなければならぬ道」 中国国際連合協会副会長 陳士球氏 | |
◇意見発表3 | 「文化交流を強化し、相互理解を増進し、 東アジア地域の共同発展を推進する」 中日友好協会副会長 井頓泉氏 | |
◇意見発表4 | 「東アジアの文化と平和」 韓日文化交流会議韓国側委員長 金容雲博士 | |
◇総評 | 千 玄室大宗匠 |
![]() | ![]() |
主調:千 玄室大宗匠 | 基調講演:ケント・カルダー博士 |
◇パネリストの方々による意見発表 |
![]() | ![]() |
明石 康氏 | 陳士球氏 |
![]() | ![]() |
井頓泉氏 | 金容雲博士 |
意見発表に続いて、ディスカッションが行われました。東アジア地域のより緊密な関係を構築するために文化が果たし得る役割について非常に有意義な討議が行われ、参加者も同地域の友好関係の発展のため、ひとりひとりが行動することの重要性を確認する機会となりました。 |
![]() |
ディスカッション (コーディネーター:ケント・カルダー博士) |
![]() | ![]() |
学生からの質疑には、パネリストの方々から示唆に富んだ激励の言葉が寄せられました |
![]() |
総評:千 玄室大宗匠 |
【呈茶席】 |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
日・中・韓3か国から参加した学生たち | 会場の新羅ホテル迎賓館 |
同日夕刻からは、新羅ホテル ダイナスティールームにおいて大宗匠主催晩餐会が盛大に開催されました。 重家俊範大使夫妻、前韓国国会議長の韓日親善協会中央会 金守漢会長、裏千家淡交会ソウル協会 蔡熙秉会長夫妻など多数の来賓方や、23日の「東アジア茶文化シンポジウム」、24日の「パネルディスカッション」の研究者、参加者が一堂に会して、和やかに親睦を深めました。 |
![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
金守漢氏 | 蔡熙秉氏 | 重家大使の発声で乾杯 |
![]() |
淡交会ソウル協会の皆さん |