裏千家茶道海外布教50周年記念「現代の茶の湯展」が閉幕


ハワイのホノルル美術館で7月17日から展観されていた裏千家茶道海外布教50周年記念「現代の茶の湯展」のクロージングレクチャーとして、 8月29日(水)夕刻、鵬雲斎家元の特別記念講演が、ホノルル美術館シアターで開かれました。
会場一杯の聴衆に、「茶道には無限の可能性があり、国境を越える力がある。
「一碗からピースフルネスを」    Mankind is one
この茶道の持つ平和思想が、人類の幸せ(仕合わせ)につながる。」
とエピソードも交えられ、解りやすく語りかけられ、講演の後、茶道デモンストレーションが行われました。

また、29日から31日の3日間、裏千家ハワイ支部の会員を対象としての講習会が日本文化センターを会場に開かれました。
29日には、奈良県高山の茶筅師 谷村丹後氏が、茶筅、茶杓などお茶に欠かせない竹のもつ性質、美しさや、万能性など話をされ、また、海外で初めての茶筅・茶杓作りの実演・茶杓作りの実習があり、反響を呼びました。
お家元も茶杓実習の際に削り方を指導され、受講生も喜びの一日となりました。
明くる30日には、同じ日本文化センターで京都北野の和菓子店「老松」の太田達氏の和菓子の話と打ち物の実演や葛饅頭の実習等が行われました。
ハワイでは、50周年の記念茶会でもハワイにある材料で手作りの菓子を用意されましたが、これでレパートリーが幅広くなったと、大変好評でした。
31日には、伊藤宗観業躰による支部の研究会が開かれました。

9月2日(日)「現代の茶の湯展」は、盛況のうちに幕を閉じました。


お家元の特別記念講演

講演後の茶道デモンストレーション

谷村丹後氏の茶筅作りの実演に見入る受講生 太田氏から指導をうける受講生