7月28日(月)

  28日は、各講師の講義の後、裏千家に会場に移し、このプログラムが進められました。   千 宗室家元は「無とは無尽蔵であり、どんな姿・形にもなれる水のようなものです。人は朝、目覚めた時に生まれ、寝る時に死ぬ、毎日これを繰り返して生きていきます。昨日の姿にとらわれて今日を生きなくてはならないのでなく、その一日を生きていくからこそ『一期一会』という言葉が生れたのです。大人も子どもも、皆さんも無尽蔵な存在であるということを心の支えにしていただきたい」と語られました。
  その後、宗家拝観、町田宗芳業躰による実技講習が行われました。

千 宗室家元のご挨拶


講義された講師

・ 角屋重樹氏(広島大学大学院教授)「これからの教育と学びの文化」
・ 岡本浩一氏(東洋英和女学院大学教授)「学校茶道における心理学的工夫」

角屋講師 岡本講師


利休御祖堂参拝に向かう受講者 呈茶席風景 実技講習