第18回ひなまつり茶会
裏千家学生茶道研究会の春の恒例行事




  京都市左京区の京料理店「下鴨茶寮」にて3月2日、関西の大学茶道部で組織される裏千家学生茶道研究会の主催で恒例の「ひなまつり茶会」が開催され、京都市内の中学・高校生そして大学生ら50人が参加しました。

  ひなまつり茶会は下鴨茶寮の先代女将が戦争のためにひなまつりを楽しむことができなかったため、若い世代にひなまつりを楽しんでもらおうと始められたもので、今回で18回目となります。
  毎回テーマを決めて開催しており、今年のテーマは「ボランティアを通してできること」。阪神淡路大震災から10年目にあたり、また昨年の新潟中越地震や台風被災地では必ずボランティアの姿があったことからこのテーマを選び、施設等のボランティア活動に熱心に取り組んでいる京都光華中学校・高校の影絵人形劇部の生徒らを特別に招待しての開催となりました。


ボランティア活動紹介のビデオを見る参加者


  茶室にて同研究会のメンバー、同志社大学2年生・吉田佳祐さんが点前を披露。男子学生が女子学生をおもてなし、茶室は春らしい華やいだ雰囲気が漂う中、1日早いひなまつりを楽しみました。