茶道資料館サマープログラム

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「はじめての茶の湯ワークショップ」
募集のご案内

  6月〜8月の開催日(下記日程表)の内、T、U、Vの講座から各1日ずつ選択していただきます。

  ※2018年は全日程終了しました。

  「講義と実技(2時間)、全3回」で、お茶の基礎知識と抹茶のいただき方や、薄茶の点て方を椅子(立礼(りゅうれい)形式で学ぶ、これまで茶の湯に触れたことのない方に向けたワークショップです。(事前申込みが必要です)
  ※受講風景はこのページの下に掲載しています。

[参考]●日程・講座内容(下記は平成30年度の内容です)
講座No. 講義(60分) 実技(50分) 日程
T 『お茶の歴史』
お茶はいつからどうやって飲まれたか
薄茶を点てる(略盆にて)
薄茶の頂き方(菓子鉢の扱い)
7月10日(火)
7月13日(金)
7月21日(土)
8月2日(木)
8月8日(水)
U 『茶道具の知識』
お茶を飲むための道具について
薄茶を点てる(略盆にて)
薄茶の頂き方(菓子鉢の扱い)
6月26日(火)
7月18日(水)
7月26日(木)
8月4日(土)
8月10日(金)
V 『基本の知識』
抹茶やお菓子などについて
お茶をおいしく飲む工夫
薄茶と濃茶の違いを知る
濃茶・薄茶の頂き方
6月30日(土)
7月3日(火)
7月11日(水)
7月27日(金)
8月9日(木)
  ※T、U、Vをどの順番で受講してもご理解いただける内容になっています。

●時間(各講座とも時間AまたはBのどちらかを選択してください)
  A:13:00〜15:00  実技(13:00〜13:50)→講義(14:00〜15:00)
  B:14:00〜16:00  講義(14:00〜15:00)→実技(15:10〜16:00)

●場所 裏千家センター(茶道資料館)1階ホール(京都市上京区堀川通寺之内上る東側)

●定員 各講座20名(先着順、定員になり次第締切といたします)

●受講料 8,000円(消費税込) 全3回(講座T・U・V)
・ 講座T・U・Vはそれぞれ異なる内容ですので、各講座1回ずつ受講していただきます。同じ
  講座を複数回受講することはできません。
・ 全3回の講座ですので、1回あるいは2回のみの受講はできません。
・ 手続き完了後、申し込んだ日時に受講できなくなった場合は、他の日時に振替ができる場合も
  ありますので、ご相談ください。
    ※受講料は、主催者の都合により講座が中止となった場合を除き、原則として返金しません。





「はじめての茶の湯ワークショップ」受講風景


  ワークショップの受講風景をご紹介します。
  講義では『お茶の歴史』『茶道具の知識』『基本の知識』について、当館副館長・伊住禮次朗や今日庵業躰部が講師(講師は毎回異なります)を務めました。
  抹茶が出来るまで・お菓子について・薄茶と濃茶の違い・三千家の成り立ちなど、どの講義も初めて茶の湯に触れる方にも理解しやすい内容になっています。


実技では、抹茶とお菓子のいただき方や()て方、客の作法等を実習します。その際に必要な扇子や懐紙(楊枝付)をスターターセットとしてお渡ししています。(右写真)

  濃茶と薄茶を実際に飲んでいただき、点て方や濃さの違い、作法の違いを学びます。また、受講者同士でお茶を点て合う体験も。

薄茶の点て合い 濃茶のいただき方

  お菓子は、6月30日の講座では夏越の祓いに因んだ「()無月(なづき)」、7月には祇園祭りに因んだ薯蕷(じょうよ)饅頭(まんじゅう)「祇園祭」や、琥珀(こはく)(かん)「したたり」、8月は涼を感じさせる葛菓子「水中花」、そのほか船鉾の形を模した干菓子など、季節を楽しみながら毎回違ったお菓子でそれぞれのいただき方を実習します。

祇園祭に因んだお菓子

  会場では、臼で実際に挽くお茶「碾茶(てんちゃ)」や、碾茶の前段階のお茶「荒茶(あらちゃ)」が展示され、抹茶が出来るまでの過程を見て、同時に茶を()く体験ができるコーナーが設置されています。自分で挽いたお茶を持ち帰ることもできます。

茶臼体験


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