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茶道資料館友の会会報「茶窓」創刊





茶道資料館友の会では会報誌『茶窓』を年間2回発刊しております。
会員の皆様のご意見などをお聞きしながら、より充実した内容をお伝えしていきます。


創刊号より抜粋 「発刊のことば」 茶道資料館館長 千宗室家元

  「20世紀は戦争の世紀であった」といい、「20世紀は科学の世紀であった」という標語は、昨年後半にNHKが盛んに報道した20世紀の映像番組におけるターゲットでありました。映像ではホロコーストや原爆・水爆、さらに朝鮮戦争やベトナム戦争を映し出しておりました。
20世紀とは確かに映像が示す通りの時代でありましたが、いま一つ「女性の時代」の時代であったともいえるのではないでしょうか。特に我が国においては太平洋戦争後の 50年間は、この二千年来経験したことのないほどに女性の地位が上った顕著な時代であります。
 では女性の時代になったからといって、親子関係や人間関係、さらには日本人の心が大切にされるようになったのかといえば、全然そうではありません。勿論その責任が女性にあったわけではありません。戦後教育の問題が根本にあるのでしょうが、たかだか50年間でこれほどに変化した事実には危惧すべき点が多々あります。
 では21世紀はどのような時代にしなければならないのでしょうか。私は21世紀は、「文化の時代」であり「環境の時代」にすべきだと考えます。それ故にこそ茶道の果たすべき役割も大きいのではないかと思うのです。生涯学習の場の拠点でもある茶道資料館も同様のことがいえるのではないでしょうか。
 茶道資料館は、本年で開館23年目に入りました。その間には90回に及ぶ茶道文化に関する展覧会を開催してまいりました。現代日本を代表する伝統文化となった茶道は、芸術性、社交性、哲学性、道徳性、修道性を備えた総合文化と評されています。
 総合文化の茶道の中で、茶道資料館が担っているのは芸術性を中心とする分野です。長寿社会を迎え、生涯学習の時代にあって、博物館、美術館の果たす役割には大きなものがあります。そこで、茶道資料館の展観をより充実したものとなすべく、友の会を発足させて頂きました。会員としてご支援していただきます皆様が、資料館の展観や各種行事を体感されることによって、多少なりとも心の糧としていただけることができれば、これほどうれしいことはありません。友の会に入会して頂いた皆様に心より御礼申し上げますと共に、今後のご鞭撻をお願い致します。





茶道資料館友の会の詳細は

お問い合わせ先 茶道資料館友の会係
電話075-431-3434

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